映画 GODZILLA 感想

夏休み突入だからゴジラ見てきた。ゴジラじゃなくてゴッズィーラ。ガッズィールァ。

そういえば主人公というかアメリカ勢は一切、ゴジラと言わなかったような。

渡辺謙だけがゴジラもしくはゴッズィーラと言っていた。あの最初のはなんだったんだろうな。日本語発音で「ゴジラ」、次に英語風発音で「ガッズィーラ」。

ツイッターでみた

ーーーー-

日「ゴジラ

米「ガッズィーラ」

日「ゴ・ジ・ラ」

米「ガッ・ズィー・ラ」

日「ゴ」

米「ゴ」

日「ジ」

米「ジ」

日「ラ」

米「ラ」

日「ゴジラ

米「ガッズィーラ」

-------

っていうネタを思い出して笑ってしまったw

あれはゴジラじゃなくてガッズィーラだから仕方ないよねみたいな風潮。

とりあえず今回のゴジラは普通に日本版のゴジラだった。日本のゴジラがアメリカに出張して、アメリカの敵を倒すと。アメリカの敵というとロシアっぽいがただの爬虫類。

所変われば、出て来る敵もガラっと変わるということで爬虫類系デザイン。あのデザインはアメリカ産だなって感じする。ちょっとレギオンぽかったけど。パシフィックリムの敵にもいたな。

あの最初に調査していたのがゴジラではなく敵だったとは見事な素晴らしいミスリードだった。この情報は宣伝でも見事に隠されていた。

(意図的に自分が宣伝を避けまくってたのもあるけど。チケット販売機の上のモニターでさえ宣伝映像を流してたのは焦った。ずっと下むいて挙動不審な感じでチケットを買う羽目になった。ストップネタバレ!

テレビとか絶対に流してほしくないCMはデジタル放送になったんだから排除できるようにしてほしい。スポンサードされてるから仕方ないのもわかるけど、2-3個ぐらいはNGワードで弾けるようにしてほしい。アクション映画のCM、剛力彩芽創価学会みたいな...かわりのCMを流すとかデジタル放送だからできるでしょ。)

あの敵が二体も夫婦で出てくるとは思わなかった。

そういえば電磁波ジャミング攻撃というのはパシフィックリムに引き続いて出てきたのを見ると大変、便利な攻撃方法を発明したと考えられてブームなのかな?

ガンダムミノフスキー粒子みたいにすべての電子兵装を無効化することで白兵戦に陥らざるをえない状況下を作り出すことができ物語に緊迫感を与えることができる魔法の攻撃手法だな。

電子デバイスが無効になるというのは物理的にどういう状況なのかよくわからなかった。人間も電流が脳みそから神経に送られてる気がするけど、ローパスフィルターてきなジャミングである閾値を超えると効果がでると。

だから戦闘機からのパンチアウトもできる?パンチアウトはなんか色々と物理的に爆裂して飛んでってるからジャミングが効かないと?でも爆発に火花使いそうだけど火打ち石方式かな?

まぁすべて後付でしきい値をどのくらいに設定するかとかで丸め込めるのかな。

パンチアウトの原理はホントに結構気になったので調べようかな。現実問題としてパンチアウトする状況って相当悪い状態だから、電気も燃料も使わないかなり原始的方法でできるようになってると予想してるんだけど。そんな原始的な状況でコクピットの蓋も外れて、席まで吹っ飛ばすことができるんだろうか。

 

とりあえず話を冒頭から振り返ってみるとまず鉱山の地盤沈下がでかすぎて驚愕。あれは結局、虫の巣だったのかな。あの辺で核実験やってその放射線を喰ってたんだろう。

次にJAPAN。ジャンジーラ的な名前の電力会社が出てきた。津波シーンと原発倒壊出てきちゃったよ。あやしい水蒸気を避けるためにシャッター閉じて妻を殺すという...原発のすべての構造物が紙すぎ?核燃料がある施設がめちゃくちゃ強固になってれば良くて、煙突とか冷却塔とかまでその強固さは要求されないのものなのかな。原子力発電系のめんどくさそうな国際標準規格があった気がするけど。冷却塔の潰れ方とか蛇腹式で伸び縮みするものを、伸びた状態から収縮させるような潰れ方だった。

この後、年を経て出てきたスチームパンクな光景は良かった。なぜか陸地が水没してて、蔓にビルが覆われているという。雪があまりふらない静岡の海沿いには存在しないであろうアメリカ系縦型信号機には気づいてしまったけど、あのエキゾチック・ジャパンは良かった。

あと富士山が映って日本が舞台に切り替わるという演出が毎度あったような気がする度わかりやすくてよかった。やっぱ富士山て自分の中で日本の象徴の1つなんだなと再認識。

 アメリカ的というかハリウッド展開だなと思ったのはやたら家族愛を押すところ。

エメリッヒのデイアフタトゥモロー思い出した。必ず息子を救い出すとか言ってたおやじ。

今回のゴジラはアメリカの象徴的なものを何か壊したか記憶に無い。壊してないのかな。

最後のゴジラが勝つのは案外あっさりしてた。というか演出に滅茶苦茶笑った。敵の首が切れる→BGM「パパーン パパーン」みたいな勝利のファンファーレ。

汎用性が高いクソ演出。まぁ怪獣というのはやられたと思ったらやられてなくて背後からブスリという展開がよくあるから,あのファンファーレでホントに終わったのがわかった。そういやムトーの名前の由来ってなんだったんだろ。

最後の核爆発はあっさりしてたけど、絶対爆発の影響する範囲からにげきれて無かったでしょ。最後も残留放射性物質もなさそうにサンフランシスコの球状にいたし。

そういえば嫁が可愛かった。アメリカだと看護師+軍人のカップルって多いのかな?

日本だと看護師の地雷率wwwwみたいな話があってDQNとよくくっつきそうだけど。アメリカの看護師はどういう認識されているんだろ。

今回は2Dでみたけど3Dでも見たいなと思った。あのスカイダイビングのシーンとかが気合入れて作ってあるんだろうなと、2Dで見ながらなんとなく察した。

どうしようかな